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わたしがパチンコ依存症を克服できた3つの理由

自己破産の原因のひとつにもなったパチンコ依存症についてのお話です。
依存度が高かったときのわたしは、うちの子が車の前に泣きながら立ちはだかってもパチンコへ行くのを止めませんでした。1日で10万円近く負けても、次の日になるとよし!今日こそ取り返すぞと鼻息荒く意気込んだものです。
そんなわたしが自己破産した今、パチンコ依存症を克服できた3つの理由をもとに記事にしてみたいと思います。

収入と支出がアンバランスだとパチンコ依存症の克服は厳しいです

「パチンコは適度に楽しむ遊びです」パチンコの大当たり後の画面によく表示されています。
しかし、この適度に楽しむというのは意外に難しい。大当たりしなければついつい熱くなって止められなくなります。パチンコを娯楽、趣味と割り切って遊べる人にとっては依存症という言葉は無縁でしょう。
わたしが自分自身の経験から最も依存症に陥りやすいと思うのは借金をしてパチンコをする人だと思います。
収入と支出がアンバランスでパチンコ資金の捻出ができない家計状況であるにも関わらず、パチンコで勝って小遣いを増やそうとか、勝って借金の返済に充てようなどと考えて行動をしてしまうクセのある人。わたしがそうでしたが要注意です。
本当は返済に充てるはずのお金を握りしめてパチンコに行ったこともありました。勝つことばかり考えて負けた時のことを冷静に考えられなくなるのは依存症の証拠です。
そんな経験を持つわたしがパチンコと縁を切るきっかけになったのは収入と支出のバランスが改善されたことです。自己破産により借金の返済がなくなったことで支出が収入を上回っていた家計状況から、支出が収入の範囲に収まるようになり心にゆとりが生まれました。
依存症の自覚というより収入と支出のバランスがとれているという心のゆとりを自覚できることが依存症を克服する上では大事なことだと思います。

巷で話題のポケモンgoというストレス解消法

スマホゲーム「ポケモンgo」を1カ月以上続けてプレーした労働者は心理的ストレスが減ったという調査結果を、東京大の川上憲人教授らの研究グループが発表しました。

先月、こんなニュースが巷で話題になりました。何を隠そうわたしもポケモンgoユーザーの一人です。ガチ勢と呼ばれるヘビーユーザーとは違い、職場の仲間と仕事の合間や仕事終わりにポケ活と呼ばれるクラブ活動気分のプレイスタイルで楽しんでいます。
ポケモンgoを運営するナイアンティックは10年先を見据えて開発を進めているそうで昨年の夏に爆発的に話題になった後、一時ブームが過ぎ去りましたが、今夏、レイドバトルと呼ばれる協力プレイの実装で再び大ブームになりました。
ポケモンgoの楽しみ方は人それぞれですが、ポケモンgo復帰勢のわたしは図鑑埋めやレイドバトルに夢中になりました。
以前のわたしはストレス解消といえばもっぱらパチンコでした。1円パチンコでいいから打ちたくてどうしようもないというほどの重度のパチンコ依存症でした。
パチンコに代わり時間も忘れて楽しめる遊びを見つけたこともパチンコ依存症の克服に一役かってくれたと思います。
不思議なものでパチンコというのは1ヶ月も行かないでいると全然行かなくても平気になります。短期間でよいので夢中になれるものを見つけることが出来ればパチンコ依存症の克服につながると思います。

裁判官のシビアな質問と裁量免責という言葉

自己破産して後悔する日々を過ごす中でも油断すればパチンコ依存症は簡単に再発します。人間とは弱いものです。
しかしながら免責審尋で裁判所に出向き裁判官からシビアな質問を受けたとき、自分の金銭感覚がズレているという現実を思い知らされ、改めて自分の行動と正面から向き合うことになりました。
とはいえ、時が流れればそんな経験も忘れてしまうとは思うのですが…。
そして、ネットの記事でもよく目にするギャンブルで作った借金は免責が許可されない可能性もあるという事実。裁量免責とは裁判官が下す決定です。
わたしの免責決定の通知には次のように書かれていました。

本件につき、破産手続き開始の決定に至った経緯その他一切の事情を考慮すれば、破産者に経済生活の再生の機会を与えるため、免責を許可するのが相当である。

わたしには後ろめたいと思えるほどの理由があったからこそパチンコ依存症を克服できたとも思えます。隣に座ってパチンコをしているのが裁判官だとしたら…そんなことはあり得ない話だけど、もしかしてなんて考えると落ち着いて遊戯なんて出来ません。それくらい苦い経験でした。

人生には時間というお金で買えないものがあります。後悔しないためにもパチンコ依存症を克服したいと考えている人の参考になれば幸いです。