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自己破産から免責許可までの流れをまとめてみた

自己破産を考えているけどどんな手続きを踏むの?どれくらい期間が掛かるの?
そんな、素朴な疑問に、わたしが経験した弁護士さんへの相談から免責許可を受けるまでの流れをダイジェストでまとめてみましたのでご紹介いたします。

弁護士さんへの相談開始(約1週間)

弁護士さんへの債務整理の相談回数は全部で2回、場所は弁護士事務所の1室で2人の弁護士さんと行いました。
債務整理の具体的な説明やアドバイス、わたしの質問に対する回答を行う専任の弁護士さんが1名、それから主に書類集め、裁判所とのやりとりを担う事務方の弁護士さんが1名の2名が同席してくれました。
1回目の相談は、具体的な借入先と借入額、収入状況、支出状況、毎月の返済額などをおおまかに弁護士さんへ伝え、債務整理の具体的な方向性を検討していただきました。
2回目の相談は、わたしの場合、解決には夫婦の協力が必要不可欠だという助言のもと夫婦揃っての面談となりました。
1回目の面談で借入状況、家計状況について様々な質問事項の宿題が出されていました。給与明細書、過去6ヶ月の銀行預金の入出金状況、家計状況なども合わせて提出して、改めて債務整理の具体的な方向を決めていきました。
わたしは、この日で自己破産を決心しました。
参考記事⇒任意整理と自己破産わたしの選択自己破産のために必要な費用

自己破産の手続きはじまる(約2~3ヶ月間)

弁護士さんから借入先に対し受任通知の送付が行われます。「弁護士さんに債務整理を依頼しました。」 ということを借入先に通知する文書です。この間、同時進行で弁護士さんが法テラスへの援助申請も代行してくれました。私の場合、資力基準(年収)が高かったので、学費や年金、親の介護を示すものなど様々な書類を提出しました。全てメールでのやり取りです。法テラスを使うことで弁護士費用が大幅に軽減されました。
この時期、借金の返済が中止されたこともあり少し気持ちも楽になりました。新車で購入した自家用車がクレジット会社に引き取られたのもこの期間です。
参考記事⇒愛車との悲しい別れ愛車が残してくれた余剰金という金の卵

自己破産申し立てから免責許可まで(約5ヶ月間)

弁護士さんから借入先(債権者)の書類がなかなか揃わないので自己破産申し立てが遅れているとの連絡がありました。借入先が多いとこのような状況も考えられます。
そして、予定よりも1ヶ月遅れて裁判所へ自己破産の申し立て開始です。
わたしの場合、借金の一因にギャンブル(パチンコ)がありました。裁判が始まると管財事件になる可能性も示唆されましたが、めぼしい財産がなかったことも考慮されたのか管財事件は免れました。だからといって、免責許可までエスカレーター式に進むのかといえばそんなに甘くはありません。
申し立てから1ヶ月も経つと裁判所から補充報告を求められました。過去3ヶ月の遊興費の具体的な使い道や光熱費などの内訳や領収書の有無、このブログのサーバー代など不明瞭な支出はすべて事細かに報告しました。そして、自己破産に至った経緯と今後の生活について具体的な反省文の提出です。それらすべてを見極めて裁判官が裁量免責を検討するのです。
さらに1ヶ月ほど経った頃でしょうか。免責審尋の日にちが決まり時を同じくして破産開始と同時廃止の通知が出されました。わたしに借金の返済能力がないことが認められ、尚且つ没収する財産もないので破産が認めらたわけです。
そして1ヶ月後、免責審尋を迎えます。ここでは裁判所へ弁護士さんも同席してくれます。独りぼっちでは心細いですから少し不安が解消されました。
最終的に自己破産申し立てから5ヶ月ほど時間を要し免責許可の決定が下ります。こうして借金の支払い義務を免れることがでました。

自己破産申し立て  

2ヶ月

破産開始と同時廃止  

1ヶ月

免責審尋  

2ヶ月

免責許可

 

参考記事⇒裁判所から破産の件について補充報告を求められる免責決定の通知が届きました!

最後に

弁護士さんへの相談から季節が3回変わりました。冬から春へ、春から夏へ、そして夏から秋へ変わるころようやく裁判の終結を迎えました。実際には、あっという間の出来事でしたが、おおよそ弁護士さんが予想してくれたとおりの期間でした。
自己破産の目的はあくまでも生活再建です。単に借金を帳消しにすることが目的ではありませんから自己破産を考えている方はこれまでの経緯を見つめ直す必要な期間だと捉えると良いのかもしれません。