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食器洗いの上にも3年

我が家では食器洗いはわたしの役目です。

わたしは名人の域に達しているだろうか…。

流しにてんこ盛りになった食器とレンジに放置されたカレー鍋。うぬぬ、心が折れそう…。

最近、キュキュットに洗剤が替わった。以前は、油汚れが「サラサラ落ちる」食器用洗剤 Magica(マジカ)だったのに…。
てんこ盛りの食器の横で夕飯の支度をする妻に言った。

わたし「Magica(マジカ)の方が泡切れがよく水道代も掛からなかったのに」(; ・`д・´)

妻「食器がキュッキュしとるのに気づかん?」

わたし「スポンジに何度も洗剤つけてるからだよ。」(; ・`д・´)

わたしは中島敦さんの「名人伝」という短編小説を思い出している。
弓の名人になろうと5年以上もの修業のち速射の名人になった主人公。自分の腕前を誇り、西の老人に自分の腕前を見せつけようと1本の矢で5羽の渡り鳥を打ち落とす。しかし老人に笑われ、弓も矢も使わず鳶を射落とす老人の姿を目の当たりにし深い技の真髄を知る。その後老人の下で9年の修行のち名人を極めた主人公は最後に弓そのものを忘れてしまうという話。

流しにてんこ盛りになった食器とレンジに放置されたカレー鍋…格闘すること20分全力で綺麗に洗い流した。
スポンジも洗剤もガンガンに使いまくっていた。

わたしは名人の域に達しているだろうか…。
否、まだよ。