"

てるみくらぶ破産について思うこと

昨日、格安旅行会社「てるみくらぶ」が破産申し立て手続きを開始し、山田社長が会見を行いました。
ツアーを購入したおよそ9万人の顧客に渡航出来ない、購入した旅行代金が返金されないなど多大な影響が出ているようです。

負債額は150億円ともいわれ、すでに顧客から支払われた旅行代金99億円について、返金されるのはわずか1%程度との報道もあります。

記者からの「詐欺ではないか?」との質問に、「詐欺をはたらくとか、毛頭考えておりません。お客さまに安くて良い商品をと思ってやってきました。」と山田社長はハンカチで涙を拭いながら話していました。

経営を悪化させる要因ともなった新聞広告の媒体コスト。
街頭インタビューでは「今までの人生でこんなことは初めて、青天の霹靂(へきれき)」、「孫が楽しみにしていたのに可哀想」など年配者の悲しみの声が多く聞かれました。

新聞を読む習慣のある若者なんてほとんどいません。

新聞広告が、経営を悪化させる要因となっていることは経営側もわかっていたのでしょうが、幅広い年齢層の顧客を獲得するためには止められなかったのでしょう。

「詐欺ではないか?」
被害者からすれば当然の意見であり、怒りが収まらないでしょう。

しかし、ぎりぎりまで資金調達に奔走していた様子から、山田社長が嘘をついているようには思えませんでした。

(苦渋の決断だったんだろうな)

わたしには、そう思えます。